北庄内森林組合

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業務内容Business

森林整備部門

森林整備部門は、森林整備事業と利用事業に大別されます。
施業地の集約化を図り、補助制度を利用した森林整備事業を積極的に進めています。作業路を整備して未利用材の活用を推進します。
また、計画的な皆伐、再造林を推進し森林の若返りを計画します。
森林整備は、下刈りや除伐などの森林整備が中心となり、事業の大半は利用間伐になります。令和元年度に行った除間伐は76ha、下刈りは190haとなりました。 利用事業は組合の事業の利用となり、事業の大半は鳥獣害の防止、病害虫の防除に関係したものになります。
特に松くい虫は庄内砂丘を覆う松林に甚大な被害を与え、砂丘地農業や、庄内平野の稲作にも、大きな影響を与えます。
令和元年度の管内の被害量は11,800m³に及んでいます。

《ザウルスロボ》切った木を挟んで動かしたり、バケットで根を掘ったり、整地したりできる機械。

《フェラバンチャザウルスロボ》ザウルスロボに伐採用の刃物がついていて、1台で作業路ができてしまう。

《フォワーダ》丸太を作業路を使いトラックの入れる所まで運びます。

《フォワーダ》両手両足で操作する。A材かC材かオペレーターの目が光る。

《プロセッサ》伐採された木をコンピュータを使って計測し切断する機械。

マツノザイセンチュウの運び屋、マツノマダラカミキリの成虫。

《間伐木の伐採状況》選ばれた立ち木を慎重に伐採します。

《材線虫病に感染したクロマツ》伐採された丸太は、ペレットやチップにされて燃料やパルプになる。

《松くい虫に感染するクロマツ》人間の都合は関係ありません。

杉の幼樹を守るための下刈り、周りの植物はわらびかな。

《利用間伐の完成》明るくなった林内には枝しか残りません。

《利用間伐の作業前》